株式会社大村不動産鑑定事務所
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2024-11-02 11:02:00

不動産鑑定士の株式投資1

私の株式投資のスタイルは日本株の個別株投資で、その中でも個人投資家が大好きな、いわゆる株主優待投資です。

株式投資歴は10年以上、20年未満の短くも長くもないような感じです。

老後のボケ防止も兼ねて始めた記憶があります。

今まで株主優待銘柄以外の、高配当株やJ-REIT投資などのインカムゲイン目的、テンバガーなどのキャピタルゲイン目的のグロース株(成長株)投資、厳密には株ではありませんが、日経先物、FXなどやってきましたが、いわゆる〇〇ショックに耐えられて、市場から退場しないで、長期的に投資生活が可能なのは、自分にとっては株主優待投資が一番なんだと今は実感しております。

なにより、日経先物、FXは夜中に動きがあることも多く、気になってくると夜ろくろく眠れない。

高配当株はインカムゲインのほか、個人投資家からの需要も高いため、キャピタルゲインも狙えること、J-REITに関しても安定したインカムゲインが狙えますが、現物不動産投資と比較すると必ずしも利回りは高いとは言えず(賃料及び売却を合わせた総合利回り)、自ら行うバリューアップ等もできないため面白みにも欠けます。(現物不動産投資をやられていない投資家様はこれらのポートフォリオの組み込みはありと思われます。)

グロース株もかなり強靭な意志がなければ、結局、高値で買わされて、安値で売らされるケースが多いです。

というわけで、日本特有(他の国でもあったらすみません。)の贈り物の文化を反映した株主優待制度は素晴らしいと個人的には思い、投資を行っております。

株主優待を止めて配当に回すことが理屈としては正しいとおっしゃっている株主優待投資に反対派、批判的な方も多くおられると思いますが、個人的には配当を貰っても視覚的な感動がなく、配当をいただくことが当たり前になると正直あまり嬉しいとは思わない。(逆に減配があるとガッカリを通り越して・・・)

これはもう価値感の違いとしか言えません。

また、個人的な見解にはなりますが、〇〇ショックの場合にも 底堅い動きをする、ヘッジファンドなどによる売り圧力により急落した場合でも株主優待が貰えるから、あるいは貰えなくなるのは嫌だという理屈で、狼狽売りをしなくてすむケースも多いです。(ダラダラ下がり続ける銘柄を持ち続けることは要注意ですが。)自分にとっては単なる高配当株、J-REITよりも個別株に対する握力はかなり強めになることが分かりました。

また、なんだかんだ、テンバガーやそれに近しい銘柄も優待銘柄から得られております。 

2024.12.11 Wednesday